かんな日記 そこそこ役立つ医療ネタ 軽い運動

3-① うつ伏せで振り向く

0.はじめに
かんな接骨院セルフ運動療法&ストレッチ(もくじ)」の注意点をよく読んでから実施してください。

1.おすすめする人
・腰が痛い人
・少し背中が丸くなってしまった人
・歩幅が狭くなってしまった人、など

2.考えられる効果
・腰痛の改善
・姿勢の改善
・股関節を後ろに曲げる動きの改善 など

3.実施方法
①まず、うつ伏せになります。

②うつ伏せの状態から、両手をついて体を反らせます。

※両手をついて体を反らすのがつらい人は、下の写真のように肘をつくくらいにしましょう。

③次に、片方の足を外側に出します。

※股関節を外側に曲げ、ヒザ関節を曲げ、足を外側に出してください。
※この状態になっただけでも、右側の股関節の前面の筋肉(腸腰筋:ちょうようきん)が伸びます。

④次に、足を曲げている方へ振り向きます。この状態のまま、ゆーっくり10数えましょう。

※曲げている側のヒザを見るように、体を回すと、さらに右側の腸腰筋が伸びてストレッチされます。
※「ちょっと痛いけど気持ちいい!」くらいの強さで、ゆっくり持続的にストレッチしましょう。

⑤反対側も同じようにストレッチします。これを両側とも2~3回ずつやってみてください。

※実施中や実施後に痛みが残存する場合は中止してください。

毎日、この運動を2~3セット(朝・晩とか、朝・昼・晩とか)くらい続けているうちに、
だんだんと腰の痛みが楽になってくると思います。
また、姿勢もまっすぐになります。

腸腰筋という筋肉はとっても大事な筋肉です。
腰から股関節の前面を通り、太ももに付く筋肉で、腰の安定性や歩行の際などにとっても重要な役割を果たしています。
座り姿勢の時間が長い人、歩幅の小さい人、腰が丸くなっている人などでは、この筋肉が硬く縮まっていることが多いので、
このストレッチで伸ばしてあげてください。

では、がんばってみてください!

以上です。

 

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