0.はじめに
「かんな接骨院セルフ運動療法&ストレッチ(もくじ)」の注意点をよく読んでから実施してください。
1.おすすめする人
・動かしたときに肩に痛みがある人
・肩回りの筋肉が切れていると言われた人
・将来、肩の動きが悪くなったり痛みが出たりするのを予防したい人 など
2.考えられる効果
・肩回りの痛みの改善(すぐには無理です。肩の動きが安定してくるのと一緒に少しずつ改善すると思います。 )
・肩関節の動きの改善
・肩関節の安定性の改善 など
3.実施方法
①柔らかいボールを準備します。
②ボールを脇に挟みます。
※脇にボールを挟んだ方の手が、外側かつやや前方にくるようにしてください。
③ボールを脇でつぶします。
※肩~手は、まっすぐなまま、脇を締めてボールを潰します。
※潰す力は弱めで(強すぎると、目的とは違う筋肉が動いてしまうため)。具体的には2~3kgくらいの力で十分です。
④この運動を、10回1セットで、3セットくらい行ってください。
※弱い力でチョコチョコと動かす感じで10回実施、少し休んでまた10回・・・と、3セット行いましょう。
この運動は、肩関節を包んでいる薄い筋群である「回旋筋腱板」、特に棘上筋のエクササイズです。
回旋筋腱板が安定していない肩は動きが不安定で、痛みを出しやすいと言われています。
この運動を地道に続けることで、肩の安定性が向上します。
毎日、この運動を2~3セット(朝・晩とか、朝・昼・晩とか)くらい続けているうちに、
少しず~つ、肩関節周りの筋肉が鍛えられ、肩関節の動きが安定してくると、痛みの改善につながることでしょう。
がんばってみてください!
以上です。
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