0.はじめに
「かんな接骨院セルフ運動療法&ストレッチ(もくじ)」の注意点をよく読んでから実施してください。
1.おすすめする人
・ヒザが痛い人(変形性膝関節症と診断されている人)
・ヒザが完全に伸びない人
・歩いている途中にヒザが「カクン」と崩れてしまう人、など
2.考えられる効果
・ヒザの痛みの改善
・ヒザが伸ばしやすくなる
・歩いている途中のヒザの崩れの予防 など
3.実施方法
①まず、足を伸ばして座ります。上向きに寝ている姿勢でもOKです。
※上の写真では左ヒザを曲げていますが、両方のヒザを伸ばした状態でも構いません。
②ヒザの下に「タオルを丸めたもの」などを置きます。
※ヒザ下に置く物の高さは、膝の裏に軽く当たるくらいにしてみてください。
③太もも前面の筋肉に力を入れ、ヒザ裏でタオルをギュッと押し、そのままゆーっくり5数えます。
数えている間はずっと太もも前面に力を入れた状態を継続させます。
※実施中や実施後に痛みが残存する場合は中止してください。
④この運動を10回繰り返しましょう。
毎日、この運動を2~3セット(朝・晩とか、朝・昼・晩とか)くらい続けているうちに、
だんだんと症状が改善してくると思います。
また、太もも前面の「ヒザをしっかり伸ばす筋肉」のトレーニングにもなりますので、変形性膝関節症の予防にもなります。
主に「内側広筋」という筋肉を鍛える運動です。
年齢と共にヒザが完全に伸びない人が増えてきますが、
そうなりますと、この内側広筋がうまく働かずに弱体化してきます。
内側広筋を鍛えて、膝がまっすぐ完全に伸びるようになりますと、歩く時などのヒザの負担がかなり減りますので、
ヒザが完全に伸ばせない人は、積極的にこの運動をしてください。
では、がんばってみてください!
以上です。
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