こんにちは。
かんな接骨院代表の山崎です。
この記事は「湿布(シップ)についての豆知識その7(その他の有害反応)」の続きです。
皆さん、シップを貼る時にキレイに貼れますか?
油断すると、クシャクシャ・・・
なんて場合も多いですよね。
簡単そうで、実はちょっと難しいシップの貼り方。
今回は「自称、数万枚はシップを貼ったことがある男(ホントの話です)」こと
わたくし山崎が、「シップの上手な貼り方」をお教えしたいと思います。
それでは、いきましょう!
テープ剤とパップ剤の2種類の貼り方について説明させていただきます。
1.テープ剤
まずはテープ剤です。
テープ剤は茶色のものが多いですね。
また、下の写真のように、はがすフイルムの部分が3つに分かれているものが多いと思います。
上手に貼るためには以下のポイントに注意してみてください。
①まず、フイルムの中央の部分をはがします。
②半分に折り、このように持ちます。
※半分に折ったテープの間に人差し指を入れ、親指と中指で挟んで持ちます。
③そのまま、患部に貼ります。
④片方のフイルムをペロッとひっくり返し、そのままお肌を滑らせるようにしながらフイルムをはがします。
※この時、下の写真のように、フイルムを引っ張り上げてしまうと、クシャクシャになりやすいので注意!
←フイルムがテープから離れた瞬間にクシャクシャッ!と・・・
※また、テープ剤を強く引っ張った状態で貼ってしまうと、貼っている間
ずーっとお肌に引っ張りストレスが加わり続けることになりますので、
あまり引っ張り過ぎずにゆっくりと滑らせながら貼ってください。
⑤反対側のフイルムも同じようにはがせば・・・
⑥完成です!
自分で言うのもなんですが、上手に貼れていますね!
2.パップ剤
次にパップ剤の貼り方です。
パップ剤は白いものが多いですね。
また、フイルムの部分が薄くて1枚であることが多いです。
(最近ではテープ剤のフイルムみたいに2つ、もしくは3つに分かれているものもありますね)
今回は「フイルムが薄くて1枚のもの」を使用して説明します。
①まず、透明なフイルムの端の部分を少しはがします。
②次にこう持ちます。
※見えますかね?パップを半分に折り、フイルムを人差し指と中指の間で挟んでいます。
③そのまま、患部に貼ります。
④お肌を滑らせるようにしながらフイルムをはがします。
※上の写真ではうまく映っていませんが、パップを引っ張るのではなく、
フイルムを引っ張る感じで、スーッと滑らせてみてください!
※注意点はテープ剤を貼る時と同様です。
上に引っ張り上げたり、パップを強く引っ張ったりしないでください。
⑤完成です。
こちらも、上手に貼れました。
以上になります。
この貼り方に慣れると、片手でシップを難なく貼ることが可能です。
見えない部分(たとえば、自分の腰に自分で貼るとか)も片手で楽々貼れます!
ぜひ、試してみてください!
今回はここまで。ではでは!
次の記事:「湿布(シップ)についての豆知識その9(湿布の上手なはがし方)」に続きます。
※実際のシップご使用にあたっては、製品により特徴・使用感等に違いがあります。製品の説明事項をよく読んでから使用してください。また、かぶれなどの異常がみられた場合はただちに医師に相談してください。