こんにちは!
食欲の秋を通り越し、寒さで外に出るのも億劫(おっくう)な冬になってしまいました。
相も変わらず食欲だけは落ちない事務長です。
さて、先日のお話。
事務長は患者様とのふれあいを大切に、その日も患者様との会話を楽しんでおりました。
会話の内容も患者様の若かりし頃の話題になりまして・・・
Aさん「私は昭和17年ころから群馬の県庁に勤めていて総務課にいたものですから、いろいろと雑用が多かったの。県内の市町村をくまなく回って奉仕活動もしたのよ。」
事務長「へーすごいですね。そんな苦労もあったんですねー」
Aさん「県庁に戻ってからも雑用でねー、お客様が来たときのお茶出しなんかも私の仕事だったのよ。よく宮様や東条さんなんかも来たのよ。」
事務長「へー宮様も来たんですか。すごいですねー」
Aさん「本当にもう東条さんなんかちょくちょく来たものですよ。」
事務長「へー」
東条さん?
Aさんの会話にしきりに登場する東条さん(※ダジャレではない)。
昭和17年と言えば西暦で1942年、太平洋戦争の真っただ中。歴史上に当てはまる東条さんと言えば・・・まさか?
事務長「あのーAさん、ちなみに東条さんってまさか【東條英機】では無いですよね?」
Aさん「そうよ東條さんよ。」
事務長「えー!あの東条英機にお茶出したりしてたんですか!お話もしたのですか?」
Aさん「しましたよ。小柄だけど優しい方でした。」
なんと、歴史上の人物としか思っていなかった東条英機にお茶を出し、会話をしたという方がこんなにも身近にいらしたとは。
Aさん大正生まれの90代半ば、まだまだ元気であります。
時間があったらもっと昔話を聞かせてほしい。
事務長、非常に良い経験をさせていただきました。
(・ω・)/
東條 英機(とうじょう ひでき)
1884年生まれ(享年65才)
日本の陸軍軍人であり政治家。
第40代の内閣総理大臣でもあり、内務大臣、外務大臣、文部大臣、商工大臣、軍需大臣などを歴任した。