「プレイステーションのコントローラーを直してみた その1」からの続きです。
プレイステーションのコントローラーを直してみた 1 – かんな接骨院 (kannasekkotuin.com)
①ネジを外します。
コントローラーを裏にすると4ヶ所ネジ止めしてあります(赤矢印参照)。
まずはこれを外しました。
※私は精密ドライバー(+0)を使用
②カバーを外す
これが最大の難関です。
青矢印の内側(裏側)4ヶ所にツメがあり簡単には開きません。
私の場合、専用工具はないので割りばしなど傷の付きにくいものを、開いた箇所に差し込んで少しずつ広げていきました。
確実にひとつずつツメを外していくのが良いのですが、案外いきなり「バキッ!」と外れます。
私の場合、無理をしたので内側のツメが割れてしまったものもありますが、最後にネジを閉めればさほど気になることもなかったです。
この工程さえクリアすればあとは簡単です。
③カバーとつながっている配線を外す
カバーを外すとこんな感じ。
黄色矢印のところから配線を引き抜きます。
※一応、配線の裏表を確認しておいてください
④バッテリーを取り外す
次にバッテリーを取り外します。
ピンク矢印の白い(ソケット?)を抜けば簡単に取れます。
※これも一応、配線の裏表を確認してください。ただし反対側だと差さらないようになっているようです。
⑤バッテリーのカバーを外す
済みません・・・画像を撮り忘れました。
バッテリーを取り外すと四角いプラスチックのカバーがあり、その中央にネジ1本で固定されていますのでネジを外せはカバーも外れます。
※分解した画像が上の画像になります。
紫矢印のプラスチックが、バッテリーカバーです。
上から、バッテリーカバー(ネジ1本)、バッテリー、カバー下、カバー上、中の部品、そしてカバーのネジ4本が散乱しています。
⑥キノコボタンのレバーを外す
キノコボタン(R3とL3)のレバーを外すとこんな感じ。
ただしこの画像は2つ目のコントローラーの画像なので、十字キーや○×ボタンの基盤(?)デザインが違いますが気にしないでください。
⑦接点復活剤を吹きかける
私は右のキノコボタン(R3)の調子が悪いので、黄色矢印の箇所に接点復活剤を吹きかけた。
そして馴染ませるために少しグリグリと動かしただけ。
※ついでにL3ボタンもやりました
あまり吹きかけすぎても良くないらしく、シュシュっと短く吹き付けただけです。
⑧分解したコントローラーを元に戻す
ただしネットで色々なサイトを見ていると接点復活剤を吹きかけたらショート予防のため6時間は乾燥させた方が良いと書かれていたので、最低でも数時間は放置してから組み立てましょう(途中まで組んでもバッテリーを差し込まなければ大丈夫でしょう)。
以上、たったこれだけです。
で・・・ボタンの不具合はどうなったのでしょうか?
早速、私と娘で使ってみました(ゲームがしたかっただけ?)。
結果は、なんと不具合が完全に解消されているではないですか!
すごいぞ接点復活剤!
※修理をしてから1週間たった今でもまったく不具合はありません
お陰様で数百円の接点復活剤だけで、不具合のコントローラー3つが完全復活です。
これには事務長もビックリですよ。
ありがたいです・・・本当にどこにも売ってないですからね。
ただし、これは完全に自己責任です。
これをみて「私もやってみよう!」という方、無償修理の期間内であれば必ず修理に出した方が良いでしょう。
補償期間が過ぎてしまい「どうせ捨てるのなら・・・」というもので試してくださいな。
ここに書いたのはあくまで事務長個人の体験ですからね。
こんなもので治るのかよ・・・
こんなもので治るんですね。
バカにして申し訳ございませんでした。
これからは愛用者の1人とさせていただきます。
今回はそんなお話。
事務長の嬉しい体験でした。
(・ω・)/ またねー