神川町散策!
県外住民のかんなブルーが、お昼休みを使って神川町を知ろうと始めた「お昼休み神川町散策」ですが、早くも6ヶ月目になります。
前回下久保ダムに行った際はダムの上からの景色を堪能しましたが、ダムの本体をバシッと見たいということで、下へ行く道を地図をみて検討。
点検放流などのイベント時は上から降りる道が開放されるとのお話を聞きましたが、先日はやはり閉まっていました。
どうも三波石峡へ向かって行けば良いようなので、鬼石経由で車で向かいます。
登仙橋を渡らず、三波石峡方面へ進み、三波石峡の駐車場も通り過ぎ、奥へと進んでいくとありました!
かんな接骨院から車で23分ほどといったところでしょうか。
工事中で橋は渡れませんでしたが、十分巨大な建造物を堪能できます。
しかし、全門開放の点検放流を見たかったなぁ。
そのときの写真を患者さんが持ってきてくれて、見れば見るほど見たかったと思うわけであります。
次の機会には是非!
ん?そういえば三波石峡にはどこから水が供給されているんだろうなんていう疑問が。
丁度案内板がありましたよ。
これを見ると、ダムから下久保発電所と下久保第二発電所へ行くトンネル水路があり、下久保第二発電所を通った水が三波石峡に放流されているようです。
もっと水量の多い下久保発電所を経由する水路は放水路トンネルで譲原までバイパスされ、三波石峡は通らず神水湖近くに流れ込む仕組みになっています。
ダム完成後はこの譲原までの放水路しかなく、33年もの間無水区間となっていた三波石峡は、水が枯渇し荒れ果て、国指定の名勝で天然記念物の三波石峡は無残な姿になったそうです。
2001年に下久保第二発電所と放水路が出来て、徐々に復活し現在に至るそうです。
環境保全の手が打たれたのは、実は近年だったんですね。
そうそう、お昼にダムカレーをやってみました。
L字型ではないので、下久保ダムではありません。
ご飯の重さでカレーを堰き止める重力式ごはんダムなんですが、ダム本体の重力がカレー圧に押され気味で、早く放流しないと決壊しそうです。
というわけで「放流~!」
お後がよろしいようで。
さて、次はどこへ行きましょうか。