事務長のつぶやき

最後の巻き巻きです

こんにちは、事務長です。

お決まりの言葉になりますが、今年の1月も終わりですね。

毎年繰り返すことですが、本当に月日の流れは早いものです。

 

さて今回は、昔ワクワクしながら開けていたコンビーフの缶が残念な姿にリニューアルしてしまったお話です。

この昔からのデザインである「ノザキのコンビーフ」、昨年の3月にはリニューアルしてあの大好きだったカギ(?)が無くなってしまったのは皆様もご存じかと思われます。

 

思い起こせば数十年前のこと。

子供の頃に高価だったコンビーフは、滅多に食卓に上がることはありませんでした。

そしてたまに見る缶を開ける光景は、子供心に「宝箱」を連想させる素敵なものでした。

 

そして今・・・

我が家の娘(小学3年生)は、巻き巻きして開けるコンビーフを知らないらしい。

なんて可哀そうなことだ。あの”巻き巻き”を見てしまったら、さぞかしワクワクすることだろうなあ。

そう思ってお店に探しに行くも、店頭に並んでいるのは新しくなった夢も希望もないパッケージ・・・

「やはりもう無いだろうなー」

諦めてました。

 

しかし奇跡は起こるものですね。

先日、鬼石のかんな接骨院に立ち寄り、何気にトイレから出たときにスタッフの食糧庫(私物)に目をやると・・・あった!ありましたよ!

こんなところに眠っているとはビックリです。

早速、持ち主であろうスタッフにラインで確認すると・・・

即答でいただきました。

(・ω・) フリーザサマ モ ショウニンシテクレルッテヨ・・・

 

自宅に戻り、すぐに娘と開封作業を始めます。

まずはシールをはがし、カギを取り出します。

 

巻き取る先端をカギに通します。

 

拡大するとこんな感じ。

 

あとはカギをクルクルと右回しをして金属を巻き巻きしていきます。

 

無事に開けることができました。

途中、娘も巻き巻きして楽しそうでしたが一番喜んでいたのは私だと思います。

もちろんカギは記念に取っておきます。

 

今は小さな子供以外は誰でも知っているであろうコンビーフ缶の開け方。

数年後、数十年後には「聞いたことはあるけど知らない。」という世代が大多数になることでしょう。

便利な世の中は何か大事なものを失っていくような気がします。

 

私の人生に輝きとワクワクをくれたコンビーフ缶のお話でした。

 

それではまた!

(・ω・)/ またねー